AEFEアジア太平洋地区コーディネーターのパトリック・テネーズ氏が関西フランス学院を訪問。
- 20142月26
- Posted by: Mathieu Lecacheur
- Category: Établissement 学校
2月19日,20日、AEFEアジア太平洋地区コーディネーターのパトリック・テネーズ氏が関西フランス学院を訪問。
2日間にわたり、関西フランス学院校長と本校運営委員会は、本校の教育・戦略問題や、AEFEに加盟することで得られる様々な特典についてテネーズ氏と会談しました。
AEFE は、海外のフランス人学校(488校、32万人の生徒)を管轄・推進しています。その2つの目的は、フランス国外に在住する子供たちに一貫性のある公共教 育を提供すること、そして、フランス語とフランス文化の普及に貢献することです。AEFE加盟校で行われている均質で質の高い教育、そこに直結した価値に より、AEFEは世界でも類を見ない組織となっています。
パトリック・テネーズ氏の任務は、アジア太平洋地区におけるAEFEの政策の実施 です。EFKを包括するこの大地域は、16カ国(オーストラリア、ミャンマー、カンボジア、中国、韓国、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、ニュー ジーランド、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、バヌアチ、ベトナム)を含んでいます。ここでは、仏国教育省の認定を受けた35校が、幼稚園からリセ の最終学年まで、1万6000人以上の生徒を受け入れています。関西フランス学院は、AEFEの協定校(世界中で156校)のひとつです。協定校というス テータスにより、関西フランス学院はAEFEと恵まれた関係を築くことが可能となっています。
テネーズ氏は、学校間の連携を図り、指針、ア ドバイスを与えるために、定期的に協定校を訪ねています。2年前にも、AEFEディレクターのアンヌ=マリー・デコットさんといっしょに関西フランス学院 を訪れています。今回の訪問は、テネーズ氏にとって、前回の訪問からの進展を確認する機会となりました。京都市が実行した一連の改装工事は喜ばしい出来事 でした。現校舎における発展の可能性について質問を受けた本校運営委員会は、(前回の総会で取り上げられたような)移転の必要性を含めた様々な対策につい て説明しました。
各教室を訪れたテネーズ氏は、海外のフランス人学校で成長することの幸運や利点について熱意を込めて語りました。歴史・地 理教師のロワネット・ロマリック先生の指導のもとで行われた、中等課程生徒による質疑応答でも、教育的観点から的確な回答をしてくれました。また、批判精 神の育成、厳格な知性など、フランス教育の利点を力説してくれました。
テネーズ氏の訪問は、フェンシングのデモンストレーションにより締めくくられました。加盟校における同スポーツの発展を願うAEFEの強い勧めにより、2013年初めに開設された本講座は、本校で大成功を収めています。