日本の歴史と文化の中心への没入体験
2025年1月29日から2月2日まで、高校生たちは広島、宮島、姫路への特別な教育旅行に参加しました。この経験は生徒たちに深い印象を与え、日本の歴史、文化、そして人々の強さをより深く理解する機会となりました。
同行した先生方は、DOCO先生(経済・社会、英語)、POPPESCHI先生(理科、物理・化学)、LANNERS先生(歴史・地理、経済・社会、地政学)、そしてLECACHEUR先生(広報)です。
広島:記憶への旅
旅の最初の目的地は、平和と記憶の象徴である広島でした。平和記念公園と原爆ドーム(ユネスコ世界遺産)を訪れ、その場の雰囲気に深い感動を覚えました。戦争の影響や国際的な和解の重要性について考える貴重な時間となりました。
次に訪れた広島平和記念資料館では、原爆の悲劇を伝える貴重な証言や遺品を見学しました。また、館員の方々との交流を通じて、原爆の爆発やその影響について詳しく学びました。
歴史的な場所だけでなく、生徒たちは美しい縮景園も訪れました。この庭園は、広島の過去の重みと対照的な静寂と癒しの空間を提供し、心を落ち着かせる時間となりました。
宮島:精神的な癒しの旅
歴史を学んだ後は、文化と自然の宝庫である宮島へ。瀬戸内海に浮かぶ厳島神社の大鳥居の壮大な景色に、生徒たちは感動しました。また、弥山に登り、海と山々の絶景を楽しみながら、日本の美しさと文化の豊かさを再認識しました。
食文化と伝統の体験
広島に戻った後は、被昇天の聖母司教座聖堂を訪れました。この教会は、原爆の生存者であるフーゴ・ラッサール神父の願いによって建てられ、平和と文化交流の象徴となっています。
その後、生徒たちはお好み焼き作りのワークショップに参加し、広島の名物料理を体験しました。楽しい雰囲気の中で、忘れられない思い出を作ることができました。
姫路:時を超えた旅
次に向かったのは姫路城。ユネスコ世界遺産にも登録されている日本の名城の一つであり、その美しさと歴史の深さに生徒たちは魅了されました。ガイド付きの見学を通じて、戦国時代の戦術や日本の歴史をより深く理解しました。
京都への帰路:新たな視点
姫路での充実した1日を終え、夕方5時に京都へ帰りました。この旅を通じて、生徒たちは日本の歴史と文化に深く触れるとともに、平和や伝統の大切さを学びました。