保護者の皆様
安倍首相は2020年5月4日、緊急事態宣言を31日まで全都道府県を対象に延長することを表明しました。大都市圏を含む13都道府県においては特別警戒が維持されます。ご案内のように東京と京都も含まれています。東京都と京都府は、分散登校などを含む学校教育活動の段階的部分的再開を見据えて、文部科学省の指導に沿った環境で生徒の受け入れを準備するために、今月末日まで休校を継続することを発表しました。
そこで、AEFEフランス在外教育庁との協議の後、在日フランス大使館と在京都フランス総領事館の了承を得て、両リセの事情を考慮しつつ、東京都と京都府が定めた期限延長に倣うことにいたしました。
最善の環境で生徒たちを受け入れられるよう、延長期間中、両校のすべての関係者や協議会との協議を通じ、保健衛生の徹底した体制の構築にあたります。家庭学習の延長が各家庭にとってどれだけ負担を強いているか想像に難くありません。現在の状況の中で可能な限りうまく機能するよう最善の努力を尽くしていることを申し添えておきます。
また、経済的打撃を受けている家庭があることも承知しております。仏外務省とAEFEは、困窮に陥った家庭が必要としているであろう奨学金の申請期限を延長いたしました。必要があれば、家庭状況をどのように考慮できるかを検討するために学校にご相談ください。